現場実習終了

同級生たちより、約1ヶ月遅れ、11月中旬から始まった息子の現場実習は、
今日、12日間の日程を無事に終了しました。
 
今後については、これから決めていくことになります。
 
 
息子が自閉症だとわかったのは3歳の後半
 
最初は、それこそ、どんな風に育てていけば良いのかなんて、全く見当もつかず、
 
あの頃、もっとああしていれば~~
 
なんてことが、もしかしたら、あるのかもしれませんが、
ずっと思ってきたのは、
 
10年後、20年後、、、大人になった時に、息子が困らないように!
 
何を考えるにも、それを最優先にしてきました。
 
それは、
一人で街に出かけること・・・だったり、
お金を使う楽しさを覚えること・・・だったり、
反社会的な行動はしないこと・・・だったり、
したわけですが。。。
 
障碍のある子を育てていると、
障碍があることを理由に、
できないことをそのままにしたり、
嫌がることはやらせなかったり、
あえてチャレンジさせようとしなかったり、
多分、それも『アリ』なんじゃないかと思います。
 
でも、私は、
もし、将来チャンスが巡ってくるなら、
それを、つかみ取れる力を持たせてやりたい
と、ただひたすら、それを必死でやってきました。
チャンスがくるかどうかなんて、わからなくても
 
傍で、無駄なことをって笑ってる人がいても
 
もしかしたら、それは、息子にとっては、迷惑な話だったかもしれません。
きっと、もっと楽に生きれる道もあったのは間違いありません。
今から思えば、母が勝手にレールのポイントを切り替えてしまったのです。
 
でも、そう思って立ち止まった時には、
息子はすでに、母より先に行ってしまっていて、もう戻って来てはくれませんでした。
 
 
社会は、思っていた以上に厳しかったです。
それでも、
母がくじけそうになった時は、息子が必死で踏ん張ってくれています。
息子がつまづいた時は、なぜか母には大きなパワーが湧いてきます。
そうやってここまできました。
 
もちろん、たくさんの人に支えてもらいながら・・・
 
信じて、やってきて良かったと、心から思える日が、
支えてもらった人たちに、嬉しい報告をできる日が、
必ず来ますように!

2010/12/3