専門家のアドバイス

息子の就労の話、、、

学校の合宿の時に三者面談しました。
その翌日に、療育センターに行って、春からの経緯を話してきました。

 
Dr.・・・いつも、冷静で的確なアドバイスをくれます。
「コミュニケーションが必要な仕事に就くのは無理」
一刀両断、、、おっしゃる通り。
 
ST・・・息子の理解者で、母の心強い相談相手です。
「kakkyさんにとっても、カー君にとっても、必要な過程だったんだと思いますよ」
大事なことに気付くのが遅すぎたと思うんですが、それでも、そう言って力づけてくれます。

 

そう、息子と私が歩いてきた道は、そういう道なんです。
 
幼稚園で、表現会で無理矢理、皆と一緒に踊らせることはしなかった。
小学校で、無理矢理教室に入れて、椅子に座らせることはしなかった。

 
そうやって歩み始めた道は・・・
息子がやりたいと思うことは、できる限りのやれる方法を考えて、
自分の力で、できるようにしてきました。

それでも叶えられないことや、こちらがやらせたいと思うことは、
息子が納得するように提示して、説明しました。

 
納得しないと、言うことを聞かないし、動いてくれない息子ですが、
一旦納得すると、すんなり動いて、思った以上の成果を見せてくれるのです。


 
就労の問題に直面した時、
「本人の希望なんて、そんな甘っちょろいこと言ってちゃダメ」
って、人から笑われたこともありました。
 
でも、私には、本人の希望を叶えながら、
一つずつ納得して、先に進む方法しか、思いつかない。。。

 
ずっと、そうやってきたから、
今になって、息子の将来にとって大事なことを、
息子の想いを無視して、決めることはできませんでした。

 
ものすごい、遠回りをしたのかもしません。
でも、それが、私たちにとっては、一番の近道なんだと信じています。

 
きっと、息子は・・・精一杯頑張ってくれます!

2010/9/1