コラボレーション

何年か前に、県教育センターから、「自閉症児の親としての話をして欲しい」と頼まれて、 学校の先生方にお話させていただいた時、 私が一番伝えたかった事・・・『親と学校のコラボレーション』
 
KATが小学校の時、それは確かに存在していました。
残念なことに、中学校になってなくなりました。
親だけが・・・学校だけが・・・障碍を理解して、子供の成長のために頑張れば良いのではなく、どちらが欠けても、それは上手くいかないものなのです。
 
その言葉を、昨日の入学説明会で、学校の方から聞くことができました。
それが地域の学校と特別支援学校の違いと言うことでしょうか。
その言葉がどこまで真実なのかは、実際に学校生活が始まってみないとわかりません。
どこまでも疑り深い私・・・そういう人生経験は嫌っと言うほどしてしまったから、そう簡単に大きな期待はしません。
 
そして高等部の先生からも有難い言葉をいただきました。
「これからの3年間、失敗も含めて、全てが社会へ出るための経験。 命の危険があることだけは除いて、規制をすることはしない。」
何か問題が発生したら、学校も一緒に動いてくれるそうです。
これは、KATにとっては何よりも嬉しいこと!
いろんなことに興味があって、いろんな場所に行って、いろんな事をしてみたい。
それを学校は「するな。」と言わずに、手伝ってくれると言うことですね。
 
そして・・・
「実際、学校が始まると担任の先生との連絡が主になりますが、もし、それについて考え方ややり方に疑問があった時は、遠慮せずに言ってもらって構いません。」
えっ!?そんな事を私に言っても良いんですか。
かなり高いハードルを準備して待ってるかもよ~(笑)
 
2007/12/12