ジョブコーチ

障碍者雇用のカー君は、就労してからずっと、ジョブコーチさんのお世話になっています。
 
 
学校に通っている間は、何か問題があれば、母が学校に出向き、
様子を見て、先生と話し合い、改善してきましたが、
働き始めたら、問題が起きても、まさか母が職場に様子を見に行くこともできず、
様子がわからないから、解決策が見つかるはずもありません。
 
そこでジョブコーチさんが大きな存在になります。
 
働き始めてすぐの頃は、まだジョブコーチさんとの連絡も上手く取れていなくて、
職場・家庭・ジョブコーチのバランスが悪かったのですが、
職場からの連絡や、本人の様子の変化を、即座にジョブコーチさんに流すようにしてきました。
 
春に、職場での問題が噴出した時に、母がジョブコーチさんと面談してきました。
それから半年後、本人からのSOSが出た時に、もう一度、面談に行き、対策を相談してました。
 
本人とジョブコーチさんの信頼関係ができてきて、
職場で不安なことがあると、「ジョブコーチさんに電話します」と、自分から言うようになりました。
そして、昨年暮れに、今度はカー君が一人で、ジョブコーチさんと面談に行きました。
 
どんな話をしてきたのか、具体的にはわかりませんが、
カー君の興味があることを活かして、職場での注意や社会のルールなどを話してくれたようです。
 
 
カー君の職場での仕事が、いったいいつになったら落ち着くのか?
って感じではあるのですが、パイプ役を、母からジョブコーチさんへとスライドしていくことは、
カー君の将来にとっては、とても大事なことだと感じています。
 
2012/1/7